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2017-08-22(Tue)

今後について

こんばんわ、八重土竜です。
先日のコミティアにて当サークルに足を運んでくださった方ありがとうございました。
まともな宣伝と、対応ができなくて申し訳ありませんでした。

本日は、このサイトや、八重土竜の今後の創作活動についてのお話があります。
今年の初め頃から創作活動を少し休もうか考えていると色々なところで相談していたのですが、今回区切りをつけてその区切りまで活動することに決めましたので、ご報告させていただきたいと思います。

その区切りまでどのくらいかかるかわわかりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。
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2017-08-13(Sun)

お知らせー(この記事がいつもトップです)

まず、自己紹介を…
八重土竜(ヤエモグラ)と申します。
基本はぐだぐだしながら小説などを載せていきたいと思っています。

月、水、金、日曜日更新しています!!

基本はさみしがりやなのでブロともとか募集しています。
どんどんコメントとか残していってください。
リンクフリーです。


書いてる小説の方は幼女4人におっさん1人の俺得の小説(オジコン)と、グリム童話をもとにしたダークファンタジー(グリモアグリム)を書いてます。
よかったら見てあげてください。
両作品とも左横にある目次バナーから目次に飛べるようになっています。詳しい説明(?)が欲しい方や、はじめから読みたい方はこちらからどうぞ。グリモアグリムの方も目次ページ作成中です。
あとがきの部類はすべて未分類のところに入れてあります。
それから、「くだらないこと。いらないもの」では日々起こったことを脚色して小説として載せさせていただいております。こちらは目次とかないのでカテゴリの方から飛んでください。すみません。

~近況~


エド・叛徒(はんと)様にバナーを作っていただきました。素晴らしいです。こんな素晴らしいバナーに負けないくらいの小説をかけたらと思います。(11月4日)

ブログの模様替え終了しました。お騒がせして申し訳ありませんでした。
それに伴いブログ名の変更です。私の中でいろいろあったんですが、私の都合で変えたことに変わりはありません。これからは『七人と透明な私』で一生懸命執筆活動していくのでよろしくお願いします。(11月19日)



ツイッターもやっております。https://twitter.com/anteino_kitigai
よければフォローしてください。

現在カクヨムで「芙蓉の庭」も連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881631813#work-information

2017-08-02(Wed)

森の精 1




「あれ? こっちじゃないみたい。困ったなぁ」
 と、森の中で少女のぼんやりとした呟きが聞こえた。

「迷っちゃったみたい」

 とカーラ・アルバストが焦りの見えない呟きを後ろに立つフィア・ラッチェに向けた。
 少女のどちらもまさかこんなに森が広く深いとは思っても見なかったのだ。
 カーラの耳元でいくつかのピアスがきらりと揺れる。

「フィアはどうしたらいいと思う? おっさんたちを探す? それとも探されるのを待つ?」

「……」

「フィア、お腹すいてるの? 大丈夫?」

「うん」

「どうしたらいいと思う?」

「わかんない」

「うん。そうだよね、わかんないよね。カーラも分かんないや」

 二人が立ち止まって辺りを見回す。
 カーラとフィアは軽い気持ちでこの森に足を踏み入れていた。そこまで深くないと思っていたのだが、夢中で薬草や木の実を採っていたら、いつの間にか自分たちの行くべき場所がわからなくなっていた。
 おかげで食べるものは沢山あるが、帰り道はわからない。
 地の果てに眠り始めている太陽を木々の隙間から眺めてカーラは考えた。
 陽が落ちたらこのままあてもなくふらつくのは危険である。だが、陽が落ちる前に森から抜け出す手立てもない。
 おそらく森に呼ばれてしまったのだろう。ならば、それは森人種(エルフ)であるカーラの責任であった。
 森は自分たちに危害は加えないはずだ。飽きれば開放するだろう。それまでどこか安全な場所に隠れて待つことが最善の選択だと思った。
 保護者のバラン・ジャージーたちが探しに来るにしろ、二人には待つことしかできないのだ。幸い飢えるようなことはない。
 カーラが方向性を決めて一人で頷いた。
 フィアはいつの間にかフラフラと先に進んでいる。行くべき道などわからないのにだ。
 カーラが少し走って彼女の緑色のマントに追いつく。最近友達になったこのフィアを守ってやらなくてはという思いもあった。
 土で汚れた手をどちらともなく握る。フィアは草で切ったのか、僅かに血までついていた。
 フィアがカーラをじいっと見つめたが、それからすぐに前を向いた。

「フィア、少し歩こう。きっとすぐに探し物が見つかるはずなんだ」

「探し物って?」

「木の虚か、とにかく見を隠せるところかな?」

「……おっさんのところに帰らないの?」

 小さな赤毛の体が強張る。
 歩かせるように、カーラが手をギュッと握った。

「今はそうしておいたほうがいいんだ。大丈夫。気に入られているみたいだから、歩いことはおこらないよ」

「……何が気に入られてるの?」

「うーん」

「カーラ」

「多分、二人共だよ。だから、大丈夫」

「……?」

 カーラの返事にフィアが首をかしげていた。


2017-07-15(Sat)

パレード




 薄暗い洞窟の中に、トランプのカードがばらまかれた。もちろんわざとではない。たまたま荷物の整理中にカードケースが地面に落ちてしまっただけなのだ。
 誰も責められないし、ましてや責めるようなことでもない。
 カードをばら撒いてしまったカーラ・アルバストが慌てていたが、ほかの三人が何でもないことだと色々な行動で慰めている。
 とりあえず、と金髪のラーニャ・アラバーニがトランプのカードを集めだした。パレードのような色とりどりの色合いは、洞窟の薄暗がりでははっきりとしない。
 四人で黙々と集めて、一位度一つの束にまとめる。
 そこで一人が呟いた。

「ねぇ、ほんとに全部集まっていると思う?」

「さぁ?」

「全部揃ってるか確認する方法はなんでしょうか?」

「ババ抜き?」

「ブラックジャック?」

「……ポーカー?」

「イヤね、それみんなが苦手なカードゲームじゃない」




「じゃあ、みんなカード持った? 始めるわよ?」

 比較的平らな岩の上には四枚の7が並べられていた。
 なぜこんな薄暗い洞窟の中で7並べを始めるのか。四人でやれば短時間で勝負がつくゲームではあるが、カードの枚数を数えるために行うゲームなら全員の協力が必要になる。
 アイシャ・ケープハートの微笑みを見る限り、彼女は普通に勝負を楽しむ気でいる。
 振り分けられたカードを各々が凝視して、カードを持つ敵の顔を一つずつ観察する。
 勝負を楽しむ気でいるのはアイシャだけではないようだった。

「そういえば、この間のすっごくおっきいきのこのスープ。あれ美味しかったわよね」

 とラーニャが切り出す。場上にはダイヤの6が登場した。

「ああ、あれ? あれはホロフっていうきのこだよ。小さいうちは毒があるんだけど、ある程度大きく成長すると毒が消えてなくなるんだ。この間食べたやつよりも本当はもっと大きくなるんだよ」

「へぇー、知らなかった」

「きのこ、美味しくないじゃん。食感がぁ……」

「食わず嫌いだよね?」

「ねぇ?」

 なんて軽い会話が飛び交いながら、カードが提示されていく。一見スムーズに進んでいるように見える勝負だが、時折困ったような顔を見せるものがいるところを見ると、だいぶ去勢の上に成り立っているようだった。
 また次の順が終わって、だいぶ場上のカードに偏りが出てきた時だった。
 カーラがふと呟く。

「ねぇ、七並べの勝敗ってどうやって付くんだっけ?」

「最後にカードが残ってた人が負けよ。ジョーカー持ってる人がドべってことね」

「え、そしたら、今回負けの人が二人出るかもしれないってこと?」

「そうなるわね」

 カーラがカードを出して頷く。
 アイシャが嬉しそうに言った。

「じゃあ、罰ゲーム決めようよぉ!」

 どこからも反対意見はなかった。誰もが誰も勝つ気でいるからだ。
 薄暗い洞窟の中で、勝負は白熱していく。凱旋パレードのようにカードが並べられていった。




「じゃあ、アイシャの負けね。お疲れ様」

「良かったー、ドキドキした」

「……言い出しっぺの法則」

 アイシャの手元には一枚のジョーカーしか残っていなかった。


2017-07-12(Wed)

薄緑色の




「や、待っタ? ラーニャ」

 運動をしたあとで今にも泣き出しそうなお腹を持て余しながら空を眺めていたラーニャ・アラバーニの目の前がふと陰った。
 若草よりも薄い色。
 待ちくたびれた愛剣ヒスイの姿がそこにある。

「遅い!!」

「悪かったっテ! オイラが悪いんじゃないんダヨ!」

「悪いと思ってるなら逆ギレしないでよ!」

 悪びれないその態度にバッと起き上がったが、咎める前にその背中を向けられていた。
 平生でも見上げるほどの大男なのに、座っていれば木のようだなと思ってラーニャはそれ以上口を開けなかった。
 春の心地よい風のおかげですっかり引いた汗にやはり時間の流れを感じる。

「はイ、ラーニャ」

 目の前に差し出された紙の包みを受け取ってラーニャは再び草地に体をあずけた。
 相手は一瞬驚いたような、呆れたような顔をして前髪を梳く。

「ラーニャ、寝ながら食べるんじゃないヨ」

「ヒスイだんだんおっさんに似てきてるわね」

「げ、なにソレ? やだナー」

 ゲラゲラと笑ってラーニャの隣に座った大きな体躯がぴたりと動きを止めた。
 どうしたのかと思って体を起こすと紙の包みを開けたまま固まるヒスイの姿がそこにある。

「……どうしたの?」

 ラーニャも紙の包みをごそごそと開けた。
 フィア・ラッチェではないが、流石にお腹に穴があいてしまいそうだった。
 中には具のたっぷり入ったホットドックが入っている。ヒスイの態度はこれが原因だ。

「ヒスイ」

「何、ラーニャ」

「ピクルス残しちゃダメだからね」

「…………」

「ヒスイ!」

 隣をキッと仰ぎ見れば、額あてで目線は見えなかったが、横に引き結んだ口が絶対的な拒否を示していた。アイシャ・ケープハートの好き嫌いよりも自分の相棒の好き嫌いは固い意志によってなされている。
 玉ねぎの間から顔を出しているピクルスを引き抜いてヒスイの口元に持っていく。

「ほら、ヒスイ。あーん」

「いらないヨ!」

「食え!!」

「嫌だヨ!」

 組み付くほどの勢いで競り合う二人の間に身長差を感じることはできなかった。

「く・え!!!」

「い・や・だ!!!」

 ラーニャの八重歯が刺さるように動く。
 いつもの優しい言い回しはどこに言ったのか、まるで同年代の男の子のような粗暴な言葉が転がり出す。
 ヒスイがとたん嫌そうに口を曲げた。

「いい年こいて好き嫌いはねーだろーよ、ヒスイ!」

「何百歳になってもネ! 嫌いなものは嫌いなんだヨ! てゆーか、ラーニャその喋り方やめなヨ。全然レディらしくないヨ!」

「ヒスイ、好き嫌いやめろよ! 全然ジジイらしくないぜ!」

「オイラはいつまででもピチピチのヤングマンなんだヨ!」

「魚介類か、テメーは!」

 一通り終わって二人がゼェゼェ肩で息をする。まだなんとも決着は付いていなかった。

「ほら、早く食えよ、ヒスイ」

「オイラはピクルス食べると剣に戻っちゃう体質だから……」

「嘘つけ」

 ラーニャがヒスイを肘で小突く。
 彼はまだ何度か唸ったままで一向に動こうという気配がない。ラーニャの方はもう二口も三口もなくなっていた。
 嫌いなものをつまみ出そうとすると大好きな大きな青い瞳に睨まれヒスイは如何ともし難かった。二進も三進も行かなかった。
 なにせ何百年も前から嫌いなのだ。苦手なのだ。その酸味が。
 何百年を経ても変わらないその味が忌々しくもあり、そして何故かおかしかった。
 となりで昼食を咀嚼する金髪の姿を額当て越しにちらりと見やる。
 ヒスイは決行した。
 自分はラーニャより、今の主人より素早く動けるという確信もあった。

「えい!」

 抜き取ったピクルスが大口を開けているラーニャの口の中へするりと入り込む。彼女がその事態に気がついたときには、すでに舌の上に独特な酸味が広がっていた。
 数度咀嚼する音が聞こえて、その後怒りに燃えたような、呆れに濡れたような曖昧な色の瞳が出迎えた。

「ヒースーイー!!」

「いやー、悪イ悪イ。手が滑っちゃったヨ」

 目元が見えていないのがこれほどまでに助かったことはないなとヒスイは思って、頭をかいた。
 それでもしっかりその青い瞳と目が合っている。
 口元は困った演技をしていたが、もちろん目元は――


プロフィール

八重土竜

Author:八重土竜
こんにちはヤエモグラと申します。
ただいま、更新健全化月間です。

七月、八月は毎日更新!!!
内容は幼女4人におっさん1人のカオスな俺得小説と、グリム童話をもとにしたダークファンタジーを書かせていただいております。

まれにみる駄文でございますがよかったら読んであげてください。

ブロとも、相互リンク、いつでも受付中です。メッセージやコメントからお知らせください。
目次バナーの素晴らしい絵はエド・叛徒(はんと)様に書いていただきました。


※ちなみに著作権は捨てておりませんので文章、絵の無断転載などはしないでください。

目次たち
   ぼちぼち更新しています。幼女が出てきます。    ダークファンタジーです。ゆっくりとしたお話をお楽しみください。 残り物たち。
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